「最後の真田忍者」から、忍術の基本を学ぼう【初伝】

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Nei-Kid

Children First/Global/Be Unique、をポリシーに子どもの学びと子どもからの学びを広げていきます。

実家にホームステイで米国人が滞在していたことがありました。
5ヶ国語を流暢に話すとてもスマートな人だったんですが、ある時真顔で、
「ねえ、本当のことを教えてよ。実はまだ日本に忍者っているんだろう?」
と聞かれたことがあります。

「もう忍者はいないよ。残念だけどね」
その時は笑ってそう答えたんですが、…………私が間違っていました。
まだ日本には忍者がいます。

今回のNei-Kidは、真田忍者の末裔、伊與久大吾先生から、
忍者としての生き様を学び、忍者の技を通じてその心得を知る、特別企画です。

まずは先生の生い立ちをみんなで聞きます。

岩櫃山に500年前からいた伊与久一族。
小学校の頃、帰ると手裏剣の稽古を祖母がしていた。
3間くらい離れた的を某手裏剣で正確に貫く祖母。姉妹喧嘩でも象牙の箸を手裏剣代わりに投げつけて姉の手を貫くといった騒ぎもあった。
3才の時、転んだら踏まれるか石を投げつけられた。
小学生の頃は手裏剣、棒術、刀などを学ばされた。ファミコンなんかは買ってもらえなかった。
3mの穴に自ら入り翌朝まで過ごす、といったこともさせられた。

そういう血なまぐさいのが、小学生の頃の自分は嫌いだった。

なぜ修行するのか?なぜ我慢するのか?

侍は正々堂々と戦い、戦って見事に死ぬのが大事だが、
忍者はそもそも忍者と知られてはいけない。

ひたすら我慢しないといけない。待ち伏せの時は半日以上おしっこを我慢する。
忍者の忍は刃の下におく心。大切な人を守るために、戦うための術。

自分たちとは全く違う育ち方をしてきた伊與久先生の言葉に、皆真剣に聞き入ります。

伊與久先生所蔵の本物の忍具の数々も、実際にみせてもらいました。


九字護身法(くじごしんぼう)の「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」の切り方も、みんなで教わります。

稽古の前の挨拶。
座って礼をする。
これだけの動作の中に、礼を尽くして隙をみせない、忍者の心得が詰まっています。

棒術を使った躰術のさわりも少し。

 

 

次に、体の軸を意識して動くために、頭にお椀をのせて動きます。
先生はペットボトルを頭にのせて縦横無尽に動き回れますが、やってみると難しい!子どもたちも夢中でなんども試します。

そしていよいよ!全員に刀が配られます。
男の子は刀持つと喜びますね〜 笑

単に振り回して遊ぶようなものじゃない。
忍者にとって刀は自分の命を賭けるもの。

刀の握り方、抜き方、なぜそう扱わなければならないのか。
丁寧に教えてもらいます。

正しい動き方、体捌き、鞘への納め方。
それぞれをなぜ?と共に学ぶことで、子どもたちの動きも変わっていきます。

ここでも頭にお椀をのせて、体の軸がぶれていないかをチェック!

最後に、倒された時の起き上がり方を学びます。
瞬速で回る先生の動き、子どもたちも頑張って真似てました!

最後は礼をして終わります。

忍者の技は本当に沢山あって、全てに理があり、とても濃密な2時間でした。

予定の技をすべて学ぶところまで行かなかったので、この夏、さらに深く学ぶコースを開催する予定です。

6/22(土)第一回 武術(規矩行、剣、躰術、棒術、手裏剣などを予定)
7/27(土)第二回 修験(滝行、忍者歩行法での山行、さわのぼりなどを予定)
10/26(土)第三回 潜入(チームでの潜入、偵察任務のロールプレイを予定)

忍者とは何か、忍術とはどういうものか?
国際的にも関心が高いこの話題を、日本人として深く学ぶこと。

何百年も受け継がれ洗練されてきた躰の捌き方を身につけ心身一体で健康であること。

どちらもとても大切なことなのだと、改めて気づかされた回でした。
ぜひ皆さんも参加してみてください!

 

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