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子どもたちと将来なりたいものを話す時、いつも出てくるのが「サッカー選手」です。
でも、憧れの職業のプロサッカー選手が実際はどんな人なのか?
直接会って話す機会はほとんどありません。
今回のNei-Kidは、現役のプロサッカー選手として活躍している、東京ヴェルディのGK、柴崎貴広選手に小学校に来ていただき、授業の時間で子どもたちと対話してもらいました!
子どもたちは体育館に集合して、柴崎選手のお話を聞きます。
はじめての現役プロサッカー選手と子どもたちの交流。
あえて話すことを決めずにきた、という柴崎選手。
子どもたちとの対話から、いろんなプロスポーツ選手の生の声を伝えていきます。
・キーパーはボールが飛んできても怖くないの?
・ゴールキーパーを選んだ理由は?
・給料はどのくらい?
・プロのシュートは体感でどのくらい速いの?
・アシストは何回した?
・中学行くと上下関係があると聞いているがプロチームでもあるの?
・体重は?
・なぜ背が伸びたか?
・ヴェルディが弱くなったのはなぜ?
・いま何才ですか?
・一番年が低いプロサッカー選手は何才ですか?
・サッカー以外のスポーツは何をやっていますか?
・兄弟はいますか?兄弟の職業は何ですか?
・小学生の時のチームは?
・1日の練習時間は?
・チームのスタッフはどんな仕事をされていますか?
・チームのスタッフは何名くらいいるんですか?
次から次へと出てくる質問に、1人1人丁寧に答えていく柴崎選手。
最後のチームに関する質問に対しては、プロサッカー選手がプレイに集中できるのは、チームのスタッフに支えられているからだと語ってくれました。
プロサッカーのチームにはどんな職業の人がいると思う?という問いかけに、また子どもたちからいろんな声が上がります。
コーチ、監督、スケジュールなどの手配をするマネージャー、スポンサーをとってくる営業、芝生を管理する人、サポーター、用具などの手入れ、用具を作るメーカー、お金を管理する人、バスを運転する人
どれも正解です。サッカー選手は、いろんな職業の人たちに支えられている。

サッカー選手はサッカーをやっていることで広告にもなる。
いいプレーをして有名になれば、ユニフォームをつくってくれている会社等も喜ぶ。応援されても、来た人を感動させないと次は来てくれなくなってしまう。
プレー中の話だけではなく、なぜプロサッカー選手の生活が成り立っているのか、という仕組みの部分まで踏み込んだ話に、子どもたちも興味津々の様子でした。
自分は高校生で運よくスカウトされ、プロサッカー選手になる、という夢がかなった。夢がかなったらそこで人生終わりではない。また何かをやりたくなる。
何になりたいのか?そのために何を努力するか?
そういうことを考え続けてほしい。
現役プロサッカー選手の生の声、子どもたち一人一人にとってそれぞれに価値があったのでは、と思います。
柴崎選手だけでなく、東京ヴェルディでスタッフをしている新井さんも来ていただき、スタッフの視点からのプロスポーツも語っていただきました。
いろんな人がいてプロスポーツが成り立っている、それ自体がチームプレイであること、子どもたちに伝わったのでは、と思います。

休憩時間にも柴崎選手は大人気!

試合でGKが使うグローブをみて、「すげー、大きい!」と騒ぐ子どもたち。
私も今までみた中で一番大きいグローブでした(笑)
後半は実技!開始前の柔軟体操の指示は柴崎選手でなく、子どもたちの代表の子が自分で考えて行います。

そして実技!
あいにくの雨で体育館内での実技になりましたが、チームプレイを学ぶミニゲーム、子どもたちからはずっと歓声が上がりっ放しでした!
体を動かして学ぶのが一番ですね。
最後は足に自信がある子たちがキックでの的当てに挑戦!
なかなか当たりませんでしたが、最後見事に命中させた子が現れ、ちょっとしたヒーローになってました(笑)

オリパラ教育の一環として行われた今回の授業ですが、子どもたちがプロスポーツ選手と触れあい、学んでいく場づくりはオリンピック・パラリンピックが終わった後も、ずっと続けていきたいな、と思います。
こういう場を当たり前にしたい。
ご協力いただいた東京ヴェルディの柴崎選手、新井さん、授業設定いただいた山下先生、本当にありがとうございました!
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